5月22日(金)
会社から帰ってきてから、蓼科山に出かけることにした。
日本百名山をもう一つ登っておこう。
夜、10時頃に出発。
蓼科までは距離にして200kmほどある。早く出かけることにしたのだ。

途中、吉井というインターから高速にのった。途中のサービスエリアで仮眠した。

5月23日(土)
目が覚めたら4時30分頃であった。
佐久のインターでおりて、途中でコンビニによって買い物をして、登山口に着いたのは6時頃であった。
蓼科山というのは、なぜかこじんまりした山という印象があったのだが、なかなか堂々とした山である。さすが、日本百名山。
女神茶屋から登り始めて、頂上に着いたのは10時頃。頂上はゴロゴロの岩の重なりであった。
八ヶ岳がすぐ近くに見えた。
八ヶ岳連峰の景観はすばらしかった。これを見るだけでも、登ってきたかいがあったというものである。
帰りは将軍平に降りて、そこから天祥寺原をめざした。そこから竜源橋経由で登山口に戻った。
降りてきて、12時。意外と早く降りてしまった。

女神の茶屋からは車を南に走らせて、蓼科温泉に向かったが、途中の温泉で入浴した。350円。
この登山の最中に大変なことに気がついた。ビデオのテープが違っている。
前に撮ったものの上に録画していたのだ。おかげで青森の登山の記録が消えてしまった。
あわてて、空きを探したが、テープの最後が数分だけ空いているだけ。
だから、この蓼科山の登山記録はあまり撮れなかった。
明日は御座山に登らなければいけない。
麦草峠を越えて小海町に出て、そこから東に向かい、南相木村に着く。
車を走らせながら、カーナビで探ってみると、村営のキャンプ場があった。
値段は1000円ということなので、ここでテントを張ることにした。
普通のオートキャンプ場は3000円もするのだそうだ。
私が選択した1000円のテントサイトは山の斜面で、周りには誰もいなかった。

なんか寂しいキャンプであった。
2時くらいに着いたので、時間はたっぷりある。
本を読んで、うつらうつらしていたらもう薄暗くなってしまった。

5月24日(日)
私は明るくなったら目が覚める。おかげで夏なんかは4時に目を覚ましてしまったりする。
今回、食料の準備があまりできていなくて、朝食べるものがない。
カップヌードルを食べることにしたが、あまり食欲がない。昨日残った焼き肉の肉を焼いた。あまりうまくない。
やっぱり、380円の袋にパッキングされた肉ではダメだ。
それでも他に食べるものがないので、食べた。

御座山へは雨の中の登山になった。でも、あまり険しくはないので、傘をさして登ることができた。
登山口の上栗生を6時50分に出発して、沢沿いの道を登って行くと40分ほどで、不動の滝に着いた。ここで休憩を長めにとったため、次の目的、2040mのピークに着いたのは8時半頃。
ここから頂上はもうすぐである。
頂上の近くはさすがに岩場になって、変化があっておもしろかった。鎖場もあった。
登山記録を撮るビデオがない。仕方がないので、登山ガイドの本の片隅にタイムをメモしていった。
ビデオのテープは昨日車を走らせていたときに買っておけばよかったと反省した。ても、もう遅い。
頂上は岩場になっていて、雨で濡れているのでちょっと危険。
頂上からは、雨が降っている割にはけっこう見晴しがきいた。頂上のすぐ下に小屋があって、そこでは枯れ木を燃やして暖をとっているメンバーがいた。
下山してきたのは10時30分頃であった。
早く降りてきてしまったので、どこで時間をつぶそうかと思いながら車を走らせていたら、北相木村に考古館があるという。さっそく立ち寄ることにした。
ここでは縄文人の骨が見つかっているらしいのだ。
考古館ではけっこう勉強になった。
さて帰ろうかと地図を見ていたら、帰る途中に200名山の荒船山があるではないか。登って帰ることにした。
ここからはまず小海町に戻って佐久に出る。佐久から254号線を走っていけば、荒船山のすぐそばを通ることになる。登山に要する時間も3時間くらいのようだ。
これだったら行ける。
途中でスーパーに寄ってビデオテープを買った。
雨はけっこう強くなってきた。
登山口に着いたのは1時少し前。
登山口に神社があって、そこには下山してきたグループが雨具を脱いだりしていた。
私はこれから登る。
頂上に着いたのは2時39分。
荒船山の最高峰は経塚山という。行塚山と書いたりもする。

展望のきかない頂上であった。
ガイドをよくみると、この荒船山は頂上が2キロにわたって続く細長い台地になっていて、これを歩かなければ頂上を征したことにはならないということに気がついた。おまけに、この荒船山にはトモ岩というのがあって、この山に登ったらここを外してはいけないというビューポイントらしいのだ。そこまで歩くことにした。
荒船山を下からみるとまさしく船の形をしていて、このトモ岩はその船の舳先にあたるらしいのだ。そしてこの岩場は切り立ったすさまじい絶壁になっていて、その高さは200mもあるという。
トモ岩の絶壁の上に立ったのだが、残念ながら雨でまったく展望はきかなかった。
下山してきたのは4時半を少し過ぎたころであった。



登山口の案内板





縞枯れの山肌


蓼科山山頂


天祥寺原の分岐


荒船山登山口の神社


荒船山山頂(最高点)


頂上の広場


荒船山の説明板


つつじがきれいだった








これは別の日に撮った荒船山






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